南青山の外れにある、煉瓦造りの小さなBAR。

時に、海へ行った時、夕陽が沈んでいく瞬間に遭遇する事がある。

あの暖かい何かに包まれたような、神秘的な時間は、あっという間に過ぎてしまう。

あの時間がもっと続けば良いのに。。



そんな事を常々想っていた。

この店を創る時、そんなイメージのBARにしたいと(想)

世界各地へ行き、その国のお酒を買ってくる。

そして、そのお酒が、10席のカウンターを囲む酒棚に並んでいく。

暖色の光に包まれ、世界の酒に囲まれ、青春の1ページを記憶に刻めるような会話をする。

その瞬間に、このスプモーニがあれば、最高な気がする。



何故スプモーニ?
そんな事をよく聞かれる。
それは、単純に、1番好きなカクテルだから。

日本発祥。
ベースになるカンパリは、バーテンダーが作ったお酒。
甘味、苦味、酸味、この3つが一体となっている飲み物は、他に知らない。
大好きな理由は、沢山ある。



大人とは何だろう?

ある日、お客さんとの会話の中でそんな事を話した。

青春をしなくなった人達が、大人なのかも。

やりたい事をやり、青春をやり続けてる人達は、年齢がいくつになっても若々しい。

Bar Spumoni ..そんな人達に少しずつ集まって欲しい。

そんな人達の仲間は、きっとそんな素敵な人達だろうなと。

だから、紹介制という形に。

今日という日は、どんな人に逢えて、どんな物語が起きるのか。。

そんな事を考えていると、ふと楽しくなる。